MacでNode.jsをpkgでインストールすると、nodeの実行ファイルが /usr/local/bin にインストールされます。
npm install でインストールしたパッケージは、/usr/local/lib/node_modules に配置されます。
グローバルインストール(npm install -g)すると、パーミッションエラーでインストールできないことがあります。
npm ERR! message EACCES, permission denied
回避のため、sudo npm install -g hoge みたいに sudo しておりました。後々、面倒です。
nvm をインストールして sudo npm install -g を卒業です。
nvm はNodeのバージョンを切り替えて実行できるシェルプログラムです。
インストール方法
$ git clone git://github.com/creationix/nvm.git ~/.nvm $ source ~/.nvm/nvm.sh $ nvm install v0.6.12 $ nvm use v0.6.12 Now using node v0.6.12 $ node -v v0.6.12 $ which node /Users/inouetomoyuki/.nvm/v0.6.12/bin/node
nvm install version で指定したバージョンのnodeをインストールして、nvm use version で使用するバージョンを指定できます。
このままですと、ターミナルを起動する度に、nvm.sh を実行する必要があって面倒です。
~/.bash_profile に以下のように記述しておくと便利です。
~/.bash_profile
source ~/.nvm/nvm.sh nvm use v0.6.12 npm_dir=${NVM_PATH}_modules export NODE_PATH=$npm_dir
ポイントは、NODE_PATHです。npm install のインストール先になります。
$ echo $NODE_PATH /Users/inouetomoyuki/.nvm/v0.6.12/lib/node_modules
今のバージョンを調べるには、
$ nvm ls v0.4.12 v0.6.11 v0.6.12 current: v0.6.11
です。
パッケージの中には、rubyのgemを使ってインストールするものもあります。例えば design.io。
ruby にも、バージョンを切り替えられる rvm というシェルプログラムがあります。nvm はもともと rvm を node用に実装したものです。
こちらもインストールしておきましょう。
$ bash -s stable < <(curl -s https://raw.github.com/wayneeseguin/rvm/master/binscripts/rvm-installer) $ rvm install 1.9.3 $ rvm use 1.9.3 $ rvm ls rvm rubies => ruby-1.9.3-p125 [ x86_64 ] # Default ruby not set. Try 'rvm alias create default <ruby>'. # => - current # =* - current && default # * - default $ which ruby /Users/inouetomoyuki/.rvm/rubies/ruby-1.9.3-p125/bin/ruby
これで大体のパッケージは sudo なしでグローバルインストールできると思います。
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