前のエントリーで紹介したブログシステム CoffeeBox では、connect-assets というパッケージが使われていました。connect-assets は、複数のcssやjsをコンパイル(?)して数個のまとまったファイルとして提供でき、アクセス数を減らすことができます。Ruby on Rails 3.1 の新機能 Assets Pipeline をリスペクトしているらしいので、実際にRailsをインストールして触ってみようと思います。
しばらく、Ruby on Railsの環境を放っておいたので、インストール環境を含めてクリーンにインストールしてみます。
目標
- Ruby on Rails 3.1 を起動できる
やること
- rvmをアンインストールする
- MacPortからHomebrewに移行する
- rbenvをインストールする
- Ruby, Railsをインストールする
- Railsを起動する
rvm をアンインストールする
rvmをアンインストールして、Mac標準のRuby環境に戻します。
$ rvm implode
本当にインストールするか聞かれるので、Yesをタイプ。
次に、bash_profileを修正します。 rvmを初期化している、以下の行を削除します。
[[ -s "$HOME/.rvm/scripts/rvm" ]] && source "$HOME/.rvm/scripts/rvm" # This loads RVM into a shell session.
削除したらターミナル再起動が、吉。
Rubyのバージョンを確認します。この時点でMac標準のRubyに戻っているはずです。
$ ruby -v ruby 1.8.7 (2010-01-10 patchlevel 249) [universal-darwin11.0] $ which ruby /usr/bin/ruby
Mac標準のRubyに戻りました。 これでrvmのアンインストールは完了です。
MacPortからHomebrewに移行する
初代 MacBook Air(64GB)の私には、MacPortの容量が重いわけで。この際、Homebrewに移行しようと思います。影響大ですが、背に腹は代えられません。アンインストールします。
MacPortとHomebrewの違いは、Homebrewの導入と使い方 が参考になります。
まず、MacPortをアンインストールします。
$ sudo port -f uninstall installed $ sudo rm -rf /opt/local \ /Applications/MacPorts \ /Applications/DarwinPorts \ /Library/Tcl/macports1.0 \ /Library/Tcl/darwinports1.0 \ /Library/LaunchDaemons/org.macports.* \ /Library/StartupItems/DarwinPortsStartup \ /Library/Receipts/MacPorts*.pkg \ /Library/Receipts/DarwinPorts*.pkg
さよならMacPort。
続いてHomebrewをインストールします。
$ ruby -e "$(/usr/bin/curl -fksSL https://raw.github.com/mxcl/homebrew/master/Library/Contributions/install_homebrew.rb)" $ brew -v 0.9
こんにちわ。Homebrew。
rbenvをインストールする
rvmに変わるバージョン管理システムrbenvをインストールします。
$ brew install rbenv $ brew install ruby-build
bash_profileに以下を追記します。
export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH" eval "$(rbenv init -)"
ターミナル再起動。
Ruby, Railsをインストールする
続いてRuby、Railsをインストールしていきます。
Rubyをインストールする
$ brew link readline $ rbenv install 1.9.3-p0 $ rbenv versions 1.9.3-p0 $ ruby -v ruby 1.8.7 (2010-01-10 patchlevel 249) [universal-darwin11.0] $ rbenv global 1.9.3-p0 $ rbenv rehash $ ruby -v ruby 1.9.3p0 (2011-10-30 revision 33570) [x86_64-darwin11.3.0] $ which ruby /Users/あなた/.rbenv/shims/ruby
Railsをインストールする
$ gem update --system $ gem update rake $ brew install node $ gem install rails --no-ri --no-rdoc $ rails -v Rails 3.2.3 $ which rails /Users/あなた/.rbenv/shims/rails
Railsアプリ起動
$ rails new HelloRails $ bundle $ rails s => Booting WEBrick => Rails 3.2.3 application starting in development on http://0.0.0.0:3000 => Call with -d to detach => Ctrl-C to shutdown server
無事起動しました。
インストールはこれで完了です。
しばらくRailsから離れている間にずいぶんと機能が変わっていますね。肝心のAssets Pipeline機能を試すにはまだ遠いです。
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