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2012年1月27日金曜日

今からでも遅くない!Windows XPでAndroidの開発環境を構築しよう

いったい何番煎じかわかりませんが、リクエストを頂いたのでWindows XPにAndroidの開発環境を構築してみます。Android 4.0と2.3.3の開発環境です。2012/01/27時点での最短インストールです。

目次

  1. JDK7のインストール
  2. Eclipseのインストール
  3. ADTのインストール
  4. Android SDKの追加インストール
  5. HelloWorld

1. JDK7のインストール

 OracleのJavaのダウンロードサイトにアクセスします。


 JDKのDownloadボタンをクリックします。JREではありません。

 ダウンロードのページに移動します。

ちょっと下の「Java SE Development Kit 7u2」のところに、ラジオボタンが2つ並んでいます。「Accept License Agreement」をクリックします。

「Thank you for accepting〜」とメッセージが表示されます。



「Windows x86」の行の「jdk-7u2-windows-i586.exe」をクリックします。

保存ボタンをクリック。
 デスクトップに保存。

ダウンロードされるまで待ちます。

実行ボタンをクリックしてインストールを開始します。









継続をクリックします。製品登録情報は特に必要ありません。

JavaFX 2.0 SDKのセットアップが始まりますが、キャンセルします。


登録ページが表示されますが、閉じましょう。

以上で、JDK7のインストールは完了です。


2. Eclipse Indigoのインストール


Eclipseをダウンロードします。



Eclipse IDE for Java EE DevelopersのWindows 32 Bitをクリックします。

ダウンロードのページに移動します。

ページの下の方にダウンロードできるサイトが一覧で表示されています。どれも同じEclispeですが、近くの方が比較的早くダウンロードできます。今回は筑波を選択しました。



zipファイルを保存します。



ダウンロードが完了したら、zipファイルを展開します。





展開したフォルダを開きます。

eclipseをダブルクリックして起動します。

実行します。


作業フォルダを選択します。

eclisep起動完了。

以上でeclipseのインストール完了です。


3. ADTをインストールする


ADT(Android Developer Tools)のプラグインをEclipseにインストールします。


HelpからInstall New Software..を選択します。

Work Pathに「https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/」と入力し、Addボタンをクリックします。


Nameに適当にAndroidと入力してOKボタンをクリックします。

しばらくすると、Developer Toolsが表示されます。

Nextボタンをクリックします。

ちょっと待ちます。


パッケージの詳細が一覧で表示されます。Nextボタンをクリックします。

ライセンスに同意します。「I accept the terms of the....」を選択してFinishボタンをクリックします。

インストールが始まります。

途中でセキュリティ警告が表示されます。OKボタンをクリックします。

Eclipseを再起動します。「Restart Now」ボタンをクリックします。


再起動後、ワークスペースを選択します。今回はそのままOKボタンをクリックしています。

「Install new SDK」を選択しNextボタンをクリックします。

Google社にフィードバックを送信する場合はYesを選択しますが、どちらでも構いません。Finishボタンをクリックします。

ダウンロードが開始されます。

再度、ライセンスに同意します。Accept Allを選択してInstallボタンをクリックします。

インストールが終了するまで待ちます。

インストールが完了すると コンソールの最終行に「Done N packages installed」と表示されます。

以上で、Android SDK Mangerのインストールが完了しました。

4. Android SDKの追加インストール


Android SDK 2.2.3をインストールします。ドロイド君のマークをクリックして、Android SDK Managerを起動します。



Android 2.3.3(API 10) のSDK Platform と Google APIs をチェックします。

Install N packages... ボタンをクリックします。

ライセンスでAccept Allを選択してInstallボタンをクリックします。


Install が完了すると 右側の列に 「Installed」と表示されます。


5. HelloWorld

早速、HelloWorldしてみましょう。

Eclipseの Package Explorer の適当な場所で、右クリックして、「New」>「Other...」をクリックします。


ウィザードが開きますので、「Android Project」をクリックしてNextボタンをクリックします。

Project Nameに「HelloWorld」と入力します。HelloとWorldの間にスペースを入れないで下さい。Nextボタンをクリックします。

Android 2.3.3を選択して、Nextボタンをクリックします。


Package Name を入力します。ここでは com.luckyandhappy.helloworldと入力しています。

Package Explorerに雛形が表示されます。

早速、起動してみましょう。ドロイド君の左側をクリックします。


シミュレーターがないのでエラーが出ます。Yesをクリックして設定を開始します。

Android Virtual Device Manager が起動します。右側のNewボタンをクリックしてシミュレータを作成しましょう。

Nameは適度で。ここでは「NexusS」としています。TargetはAnroid 2.3.3を選択します。最後にCreate AVDをクリックします。

一行増えました。

再度、実行してみます。Package Explorerの一番上「HelloWorld」を選択して、右クリックします。「Run As…」>「Android Application」を選択します。

すると、シミュレータが起動します。起動には数分かかるので気長に待ちます。


しばらくすると、「Hello World, HelloWorldActivity!」と表示されます。

右側のホームボタンをクリックして、アプリケーションを終了しましょう。

Androidのホーム画面が表示されます。


Eclipseに戻り、HelloWorldActivity.javaを見てみましょう。

以下のようなコードが表示されます。


ようやく開発をすすめる準備が整いました。
今からでも十分間に合います。ぜひチャレンジしてみましょう。

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