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2012年4月15日日曜日

Ruby on Rails 3.1 をインストールする

前のエントリーで紹介したブログシステム CoffeeBox では、connect-assets というパッケージが使われていました。connect-assets は、複数のcssやjsをコンパイル(?)して数個のまとまったファイルとして提供でき、アクセス数を減らすことができます。Ruby on Rails 3.1 の新機能 Assets Pipeline をリスペクトしているらしいので、実際にRailsをインストールして触ってみようと思います。

しばらく、Ruby on Railsの環境を放っておいたので、インストール環境を含めてクリーンにインストールしてみます。

目標

  • Ruby on Rails 3.1 を起動できる

やること

  1. rvmをアンインストールする
  2. MacPortからHomebrewに移行する
  3. rbenvをインストールする
  4. Ruby, Railsをインストールする
  5. Railsを起動する

rvm をアンインストールする

rvmをアンインストールして、Mac標準のRuby環境に戻します。

$ rvm implode

本当にインストールするか聞かれるので、Yesをタイプ。

次に、bash_profileを修正します。 rvmを初期化している、以下の行を削除します。

[[ -s "$HOME/.rvm/scripts/rvm" ]] && source "$HOME/.rvm/scripts/rvm"  # This loads RVM into a shell session.

削除したらターミナル再起動が、吉。

Rubyのバージョンを確認します。この時点でMac標準のRubyに戻っているはずです。

$ ruby -v
ruby 1.8.7 (2010-01-10 patchlevel 249) [universal-darwin11.0]
$ which ruby
/usr/bin/ruby

Mac標準のRubyに戻りました。 これでrvmのアンインストールは完了です。

MacPortからHomebrewに移行する

初代 MacBook Air(64GB)の私には、MacPortの容量が重いわけで。この際、Homebrewに移行しようと思います。影響大ですが、背に腹は代えられません。アンインストールします。

MacPortとHomebrewの違いは、Homebrewの導入と使い方 が参考になります。

まず、MacPortをアンインストールします。

$ sudo port -f uninstall installed
$ sudo rm -rf /opt/local \
/Applications/MacPorts \
/Applications/DarwinPorts \
/Library/Tcl/macports1.0 \
/Library/Tcl/darwinports1.0 \
/Library/LaunchDaemons/org.macports.* \
/Library/StartupItems/DarwinPortsStartup \
/Library/Receipts/MacPorts*.pkg \
/Library/Receipts/DarwinPorts*.pkg

さよならMacPort。

続いてHomebrewをインストールします。

$ ruby -e "$(/usr/bin/curl -fksSL https://raw.github.com/mxcl/homebrew/master/Library/Contributions/install_homebrew.rb)"
$ brew -v
0.9

こんにちわ。Homebrew。

rbenvをインストールする

rvmに変わるバージョン管理システムrbenvをインストールします。

$ brew install rbenv
$ brew install ruby-build

bash_profileに以下を追記します。

export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"
eval "$(rbenv init -)"

ターミナル再起動。

Ruby, Railsをインストールする

続いてRuby、Railsをインストールしていきます。

Rubyをインストールする

$ brew link readline
$ rbenv install 1.9.3-p0
$ rbenv versions
  1.9.3-p0
$ ruby -v
ruby 1.8.7 (2010-01-10 patchlevel 249) [universal-darwin11.0]
$ rbenv global 1.9.3-p0
$ rbenv rehash
$ ruby -v
ruby 1.9.3p0 (2011-10-30 revision 33570) [x86_64-darwin11.3.0]
$ which ruby 
/Users/あなた/.rbenv/shims/ruby

Railsをインストールする

$ gem update --system
$ gem update rake
$ brew install node
$ gem install rails --no-ri --no-rdoc
$ rails -v
Rails 3.2.3
$ which rails
/Users/あなた/.rbenv/shims/rails

Railsアプリ起動

$ rails new HelloRails
$ bundle
$ rails s
=> Booting WEBrick
=> Rails 3.2.3 application starting in development on http://0.0.0.0:3000
=> Call with -d to detach
=> Ctrl-C to shutdown server

無事起動しました。

インストールはこれで完了です。

しばらくRailsから離れている間にずいぶんと機能が変わっていますね。肝心のAssets Pipeline機能を試すにはまだ遠いです。

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