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2008年12月6日土曜日

オープンソース仮想OS「VirtualBox」で Vista を動かす(Mac OS X 10.5 Leopard)

オープンソースの仮想OSに「VirtualBox」というアプリケーションがあります。仮想OSソフトウェアとは、簡単に言えばコンピュータ上に仮想のコンピュータを作り、好きなOSを入れてグヘヘ・・・というソフトウェアです。Macで言えば、VMWare、Parallels など、Windowsで言えばVirtual PC と同じ機能でありますな。天下のSun Microsystems様が提供されております。こんな変態ソフトがタダかよ。

購入したVMWareが泣いております。僕の財布もな。

せっかくなのでインストール手順を紹介します。
その前に実行環境。

ホスト環境
24インチiMac (MB325J/A)
OS: Mac OS X 10.5.5
CPU: 2.8GHz Intel Core 2 Duo
メモリ: 2GB 800MHz DDR2 SDRAM

ゲストOSWindows Vista Ultimate 32bit
インストールDVDかイメージをご用意くださいませ。

ソフトウェアフリークの皆さんには暗黙の了解ですが、各自の責任でやってくださいね。


全体の流れ
  1. VirtualBoxをダウンロードする
  2. VirtualBoxをインストールする
  3. Vistaをインストールする
  4. VistaにPlugInをインストールする

1. VirtualBoxをダウンロードする

VirtualBox公式サイトのダウンロードページに今すぐ進む。

VirtualBox 2.0.6 for OS X hosts Intel Macs をクリックしてダウンロードします。


2. VirtualBoxをインストールする
ダウンロードが完了すると「VirtualBox」がマウントされます。
画面左上の「1 Double click on this icon:」の下のパッケージ「VirtualBox.mpkg」をダブルクリックします。
「続ける」ボタンをクリックして次に進みます。
使用承諾契約が表示されるので「続ける」ボタンをクリックする。
同意するかどうか聞いてくるので、「Agree」ボタンをクリックして同意します。

インストールするパッケージを選択します。まあ、デフォルトのままでいいと思います。インストール先を変更するか聞いてきます。今回はデフォルトのまま「インストール」ボタンをクリックします。
パスワードを入力するダイアログが表示されます。自分のパスワードを入力して「OK」ボタンをクリックすると、インストールが始まります。
インストールできたようです。
ダウンロード直後の「VirtualBox」のマウント画面を表示して、「2 Run the VirtualBox application from the Application Folder:」の下のアイコンをダブルクリックしてアプリケーションフォルダを開きます。
VirtualBoxがインストールされています。
以上でインストール完了です。

3. VirtualBoxにVistaをインストールする

アプリケーションフォルダの「VirtualBox」をダブルクリックすると最初に登録フォームが開きます。任意なのでキャンセルしてもおk。
以下が起動直後になります。
画面左上の「新規」ボタンをクリックします。
新規仮想マシン作成ウィザードが開きます。「次へ」。
仮想マシン名とOSタイプを選択します。今回、名前は「Vista」、OSタイプを「Windows Vista」にして「次へ」ボタンをクリック。
ちなみに、OSのタイプはこれくらい。Windows Server 2008にも対応かよ!Virtual PC 2007だって対応していないのにっ。変態っ!
で、メモリを決めます。2GBしか積んでいないのに32Bit CPUの最大3584MBまで選べるのか?とりあえず512MBに設定しました。後から変更できるしね。
ハードディスクを設定。「新規」ボタンで新たに作ろう。
新規仮想ディスク作成のダイアログに進む。
可変か、固定か。説明は書いてあるとおり。今回は可変を選択した。
サイズと仮想ディスクの場所を選択。今のところ20GBあれば十分。
確認ページが表示される。仮想ハードディスクの場所がライブラリとかに。まあいいや。「完了」ボタン。

仮想ハードディスク作成完了。「次へ」ボタン。
最終確認。「完了」ボタン。
仮想マシン「Vista」が左側のペインに一個追加されている。
Vista 電源オフ、をダブルクリックしていざ起動。
マウスキャプチャの説明が表示される。仮想OSの画面をクリックすると、マウスがゲストOSになる。ホストに戻るときは左コマンドキーで戻れるよ。だそうです。次回からこのメッセージを表示しない、にチェックして「OK」ボタン。
初回ウィザードが開きます。これからVistaをインストールするよ。「次へ」。
インストールメディア、メディアソースを設定。インストールメディアがCDの場合はそのまま次へ。
いよいよCDで起動する。この画面のときにVistaのインストールDVDを入れよう。
お、インストールが始まった。

いろいろやりまして、Vistaインストール完了。
4. VistaにPlugInをインストールする

Vistaインストール直後は、マウスの挙動がおかしいし、ゲストOSから抜けるのに左コマンドキーを押すのがうざい。ネットワークやサウンドのドライバも一気にいれたい。ので、Vistaを起動しているときに、VirtualBoxのメニューバーで「デバイス」>「Guest Additionsのインストール」を選択する。

自動再生しなかったよ。。。
なので、コンピュータ開くといる。

今度はマウスが変。左クリックがシフトを押しながらクリック状態のようだ。
こういう場合は、コマンド起動。
「D:¥vboxwindowsadditions-x86.exe」をたたく。
インストールが始まります。ああ、Sun様。
同意して、
インストール先を選択。
ドライバのインストール認証を聞かれるので、「Sun様からのソフトウェアを常に信頼する」にチェックして「インストールする」ボタンをクリックする。
インストール完了。

Vistaを再起動して終了です。

インストール直後の状態よりもマウスがサクサク動くようになりました。少し重いかもしれませんが、メール、Office位なら全く問題なしです。